ヰ世界情緒
ヰ世界情緒は、KAMITSUBAKI STUDIOに所属するバーチャルダークシンガーである。2019年にデビューし、V.W.Pのメンバーとして活動している。歌のほか、イラスト、ナレーション、声優の活動も行う。
ヰ世界情緒(いせかいじょうちょ、英: Isekaijoucho)は、日本のバーチャルYouTuber(VTuber)、バーチャルシンガー、声優である。KAMITSUBAKI STUDIOに所属する。「バーチャルダークシンガー」を自称し、自分の歌と創作で物語を生み出すことを活動のコンセプトとしている。歌のほか、イラスト、ナレーション、声優としても作品を発表している。
プロフィール
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| デビュー日 | 2019年12月9日 |
| 所属 | KAMITSUBAKI STUDIO |
| ユニット | V.W.P(Virtual Witch Phenomenon) |
| ファンネーム | 観測者ヰ組(かんそくしゃ いぐみ) |
| 肩書き | バーチャルダークシンガー |
| キャラクターデザイン | orie |
| 名付け親 | 耐諷(マネージャー) |
経歴
2019年12月9日、自身のYouTubeチャンネルに初めて動画を投稿してデビューした。その後はオリジナル楽曲と、VOCALOID曲を中心としたカバー楽曲をYouTubeに投稿している。初めてのオリジナル楽曲は、2020年2月23日に公開した「物語りのワルツ」である。2020年9月には「とめどなき白情」のミュージックビデオを公開した。
2020年10月10日には配信ライブ『花譜 2nd ONE-MAN LIVE「不可解弐Q1」』に出演し、花譜と「雛鳥」をデュエットした。同年12月26日には、初めての単独ライブとなるカバーライブ「キャンディライブ」をYouTube Liveで無料配信した。このライブで初めて披露した「シリウスの心臓」は、のちに代表曲とされるようになった。
2021年3月13日、『花譜 2nd ONE-MAN LIVE「不可解弐Q2」』で花譜、理芽、春猿火、幸祜とともにバーチャルアーティストグループV.W.Pを結成し、グループとしての活動を始めた。同年10月23日には初のワンマンライブ『ヰ世界情緒 1st ONE-MAN LIVE「Anima」』をオンラインで開催した。タイトルの「Anima」は魂を意味する。12月8日には1stアルバム『創生』を『創生α』『創生β』の2形態でリリースした。
2022年5月20日には、自身の歌声をもとにした歌唱用音声合成ライブラリ「音楽的同位体 星界(SEKAI)」が、CeVIO AI用のライブラリとして発売された。同年9月には東京都渋谷区で展示会「ヰ世界情緒展」を開き、自ら描いたイラストを展示した。2023年4月4日からは、初めての冠ラジオ番組『ヰ世界らじおプラネット』がFMヨコハマで始まった。同年6月18日には2ndワンマンライブ『Anima II -神椿市参番街-』をオンラインで開催した。
2024年3月には2ndアルバム『色彩』をリリースした。同年8月7日には、パシフィコ横浜 国立大ホールでKAMITSUBAKI WARS 2024 神椿横浜戦線の1日目として『ヰ世界情緒 3rd ONE-MAN LIVE「Anima III」』を開催した。これが観客を入れた初めての現地ライブである。12月8日にはデビュー5周年を記念して、バーチャルミニライブ「Collection Bouquet」を開催した。2025年には「ヰ世界情緒展II」を東京と大阪で開いた。同年10月11日には3回目のカバーライブ「キャンディライブ3」を配信した。2026年2月25日には初めてのEP『幻視録』をリリースした。さらに、同年5月1日・2日に自身初の2デイズライブ(DAY-1「Flower Closet」、DAY-2「Anima Re:birth」)を開催することも発表した。
活動内容・作品
配信スタイル
活動の中心は歌である。YouTubeではオリジナル楽曲のミュージックビデオやカバー楽曲を公開し、配信ライブも定期的に行っている。カバーライブ「キャンディライブ」シリーズのほか、2023年にはバーチャルミニライブ「parallel canvas」を2回開催した。この企画は、2023年のエイプリルフールに1日だけアイドルになるという企画から生まれた。第1回はポップでかわいらしい楽曲、第2回はダークで仄暗い世界観の楽曲で構成された。この企画から、コンセプトを持ったオリジナル楽曲を発表する「parallel universe」シリーズも始まった。V.W.Pの春猿火とは、2021年5月から2人でラジオ番組配信「神椿報奏部」を定期的に続けている。この番組からはシングル「CALL」などが生まれた。KAMITSUBAKI STUDIO主催のツーマンライブ企画「Singularity Live」には、理芽との第1回(2022年)と、春猿火との第4回(2025年)に出演した。
主な楽曲・アルバム
- 1stアルバム『創生』(2021年)
- 2ndアルバム『色彩』(2024年)
- EP『幻視録』(2026年)。テレビアニメ『魔術師クノンは見えている』のオープニング主題歌「ラケナリアの夢」と、テレビアニメ『カヤちゃんはコワくない』のオープニング主題歌「まぼろしの行方」を収録
- 「暮れなずむ約束」:テレビアニメ『ピーター・グリルと賢者の時間 Super Extra』のオープニングテーマ
- 「深淵」(花譜とのデュエット):『ブラック・サージナイト』のイメージソング
- 「何億光年の孤独」「この夢に弔いを」「愛厭奇縁」(春猿火とのデュエット):ゲーム『モナーク/Monark』の挿入歌
- 「Silhouette feat. ヰ世界情緒」:ゲーム『HYKE:Northern Light(s)』の主題歌(2025年)
- 「かたちなきもの」:初めて作詞に関わった楽曲で、香椎モイミとの共作
- 「みらいのかたち」(2025年):単独で作詞した楽曲
イラスト・声の仕事
イラストも自ら制作しており、『創生β』と『色彩β』のパッケージイラストを描いた。声の仕事では、KAMITSUBAKI STUDIOのオリジナルIP『神椿市建設中。』で夜河世界を演じている。TRPGプロジェクト「神椿市建設中。NARRATIVE」のプレミアムセッションでは、ゲームマスターとアン王女役を務めた。2024年4月1日には、自身をモデルにしたアイドル育成アドベンチャーゲーム『project canvas~ヰ世界情緒育成計画~』がリリースされた。作中では、アイドルとしての自分を演じている。
特徴・性格
歌声は、透明感のある澄んだ声色と、低い音域での力強さを併せ持つと評されている。また、少女らしい初々しさの中に色気や成熟した印象もあると紹介されている。アバターの衣装は「歌唱形態」と呼ばれ、普遍体 Anemone、変異体 Heliotrope、普遍体 Nemophila、変異体 Calla lily、変異体 Margaret Sol / Luna、変異体 Edelweiss、普遍体 Sunflower などが発表されている。全体として、ファンタジー風でヨーロッパ調のデザインである。特技は絵を描くことで、創作活動は生きていくために欠かせないものだと語っている。創作では嘘をつかずに正直に伝えることを大切にしているという。趣味はゲームで、アクションRPGなどのアクション系を好む。音楽では宇多田ヒカルから影響を受けたと語っており、初期のボカロ楽曲も好んで聴いていた。得意料理は魚介の明太子クリームパスタである。
外部リンク
関連VTuber
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