バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん

バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさんは、2017年にデビューした個人勢VTuber。狐娘の自作アバターと男性の声の落差で注目され、黎明期の「四天王」の一角とされた。

編集
閲覧数0

バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさん(バーチャルのじゃロリきつねむすめユーチューバーおじさん、英: Virtual Noja Loli Kitsunemusume YouTuber Ojisan)は、日本のバーチャルYouTuber(VTuber)。事務所に所属しない個人勢として、VTuber黎明期の2017年から主にYouTubeやニコニコ動画で活動した。「ねこます」の名でも知られ、略称は「のじゃおじ」。狐耳の少女の姿をした自作の3Dモデルで、男性の声のまま話す落差の大きいスタイルで注目を集めた。

プロフィール

項目詳細
デビュー日2017年11月9日
所属個人勢
別名・愛称ねこます、のじゃおじ
アバター名みここ
設定身長137.591cm(下駄の高さを含む)
キャラクターデザイン・モデル制作ねこます(自作)
主な活動場所YouTube、ニコニコ動画

経歴

2017年11月9日、「バーチャル狐娘Youtuberおじさん」の名でYouTubeに動画を投稿し、活動を開始した。当時のバーチャルYouTuberは複数人の体制で運営される企画が大半であったが、本人はゲームエンジンのUnityを学習した成果のアウトプットとして動画制作を行い、モデルの制作から声、モーションキャプチャーまでを一人で担っていた。

2017年12月5日、にゃるらがブログで紹介したことをきっかけにインターネット上で急速に知名度を広げた。この広がりはVTuberというジャンルそのものの認知向上にもつながったとされる。同時期にはキズナアイ、輝夜月、ミライアカリ、電脳少女シロとともに「バーチャルYouTuber四天王」の一角として扱われることがあった。ねこますを除いた4人を四天王とする呼び方もあった一方で、5人をまとめて「四天王」と呼ぶ向きもあった。なお、本人がこの呼称を自称したことはない。

個人がツールを使いこなせばVTuberになれることを実例で示したこの活動は、2018年初頭から多数の個人勢VTuberがデビューする契機になったと評価されている。

2018年は活動の幅が広がった年であり、ニコニコ生放送での公式生放送、インターネット番組「VRoadCaster」へのレギュラー出演、テレビ番組やラジオ番組へのゲスト出演、eスポーツ大会やイベントへの参加が続いた。3月には楽曲「バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんのうた」を公開し、8月と11月にはKADOKAWAから関連書籍が刊行された。

2018年7月26日の動画ではチャンネルの引き継ぎについて語り、のちにチャンネル名は「バーチャル番組連盟」(後に「バーチャル番組チャンネル」)に変更された。同様のチャンネル利用目的の変更は、「アニメ娘エイレーン」から「Mirai Akari Project」への引き継ぎなど過去にも例がある。以降はいわゆるYouTuber的な活動を抑え、規模を縮小しつつバーチャルタレントとして活動した。2018年12月以降は「バーチャルYouTuber」としての出演依頼や取材を断るようになり、それ以前に受けていた案件を順次消化した。その後は「ねこます」として個人制作を行っている。

2021年1月3日、チャンネルの運営再開を動画で発表した。チャンネルを管理していた「管理人A」が多忙となり手を付けられなくなったため、主導権がねこますに戻される形となり、チャンネル名も「けもみみおーこく『狐』」に改められた。更新は気が向き次第とされ、個人チャンネルとして運営されていた「けもみみおーこく『猫』」とあわせて、メインとサブに分けて活用していく方針が示された。

活動内容・作品

配信スタイル

3DCGによるキャラクターアニメーションを動画共有サイトに投稿することが主な活動である。投稿された動画は、世の中の世知辛さを嘆く話や、腋でおにぎりを握るといったシュールな内容が中心であった。バーチャルYouTuberの中には、虚構世界出身のキャラクターが設定に沿って活動する例もあるが、本作は公式に「現実世界に生きている配信者が、単にアバターを身にまとっている」という立場を示している点が特徴である。

動画投稿のほか、ITカンファレンスなど技術分野の場にも登場した。2018年3月24日・25日に開催されたITカンファレンス「MANABIYA」には、テクニカルアーティストとして参加している。

主な出演

  • けもみみおーこく国営公式生放送(2018年2月11日・3月11日、ニコニコ生放送)
  • VRoadCaster(2018年5月13日の第1回放送から正式メンバー)
  • バーチャルYouTuber人狼(2018年5月5日、ニコニコ生放送)
  • RAGE バーチャルYouTuber GRAND PRIX 〜2018 Summer〜(2018年6月17日)
  • AI Party! 〜Birthday with U〜(2018年6月30日)
  • VIRTUAL BUZZ TALK!(2018年8月3日・10日、TOKYO MX)
  • 杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーン(2018年8月16日・23日、文化放送超!A&G+)

楽曲

  • バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんのうた(作詞・作曲: さつき が てんこもり、歌: ねこます)。2018年3月11日のニコニコ公式生放送で初公開され、ショート版は同年3月25日にYouTube、26日にニコニコ動画で、フル版は6月9日にYouTube、17日にニコニコ動画で公開された。

書籍

  • バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさん 公式コミックアンソロジー 〜一緒に働くのじゃー!編〜(監修・協力、KADOKAWA、2018年8月9日)
  • バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさん ねこますクロニクル(漫画: 羊箱、企画・原案: ねこます、KADOKAWA、2018年11月21日)

タイアップ

  • 共闘ことばRPG コトダマン
  • ブレイブファンタジア
  • グルーヴコースター

特徴・性格

アバターの「みここ」は狐耳を持つ少女の姿で、設定上の身長は履いている下駄の高さを含めて137.591cmとされる。「可愛い見た目」でありながら声は男性のままという組み合わせが最大の特徴であり、名前に含まれる「おじさん」もこの点を表している。

見た目と声、さらに動画内容の落差については、VR系ニュースサイト「PANORA」の運営者である広田稔が『VTuber学』(2024年)で「ツッコミどころ満載」「ギャップの塊」と表現し、VTuber業界に強いインパクトを与えたと論じている。また、女性の姿から男性の声が聞こえても「そういうもの」として受け入れられる共通認識が形成される過程の一端を担ったとも評される。後続のVTuberに対しては、男性であっても可愛い美少女やけもみみのアバターになれると感じさせた存在として評価されている。

外部リンク

編集履歴

承認編集者:r***@gmail.com
2026/11/4

ボット自動生成