茨ひより
茨ひよりは、茨城県公認のバーチャルYouTuber。2018年に自治体として初めて公認されたVTuberで、いばキラTVのアナウンサーとして県の魅力を発信している。
茨ひより(いばら ひより、英: Ibara Hiyori)は、日本のバーチャルYouTuber(VTuber)。茨城県が運営するインターネット動画サイト「いばキラTV」のアナウンサーとして活動しており、愛称は「ひよりん」。地方公共団体として初めて公認したVTuberで、動画やSNSを通じて茨城県の魅力を発信している。
プロフィール
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 愛称 | ひよりん |
| デビュー日 | 2018年8月3日 |
| 所属 | 茨城県 バーチャル広報課 Vtuberチーム(いばキラTV) |
| 役職(設定) | いばキラTVアナウンサー |
| ファンネーム | ひよりサンチーム |
| ハッシュタグ | #茨ひより |
| 活動ジャンル | 雑談、ゲーム実況、歌 |
| キャラクターデザイン | ハルタスク |
経歴
2018年8月3日、大井川和彦知事が県知事定例記者会見で、茨城県公式バーチャルYouTuberとして茨ひよりを起用すると発表した。自治体が公認したVTuberはこれが初めてである。知事は起用の理由として、若者を中心にVTuberのファンが急増し、企業もその影響力に注目していることを挙げ、国内の若者に県の魅力を知ってもらうために任命したと説明した。キャラクターは「入庁3年目の県職員が、人事異動でバーチャル広報課Vtuberチームに配属され、いばキラTVのアナウンサーになった」という設定で運用されている。発表に合わせて、知事が実際に本人へ異動辞令を出したことも公表された。最初の動画は「【#01】はじめまして、茨ひよりです!~自己紹介編~」で、バーチャル広報課Vtuberチームのアナウンサーとして着任のあいさつをしている。
名前は一般公募で集まった2002件の候補から選ばれた。容姿は茨城県出身のイラストレーター、ハルタスクがデザインした。
活動を始めた当初はネット上の活動に限られていたが、2018年9月につくば市で開かれた都道府県対抗eスポーツ大会のプレ大会に登場した。初めて観客の前に姿を見せたこのイベントでは、司会のアシスタントとして大井川知事にインタビューを行い、「茨城を魅力度ランキング1位にすること」を目標に掲げた。
2019年3月には、いばキラTVのチャンネル登録者数が10万人を超えた。日本の地方公共団体の公式チャンネルとしては初めてで、自治体がVTuberを活用した例として英国放送協会(BBC)にも取り上げられた。県は、同月までの宣伝効果を広告費に換算すると2億4000万円になると試算している。同年6月にはG20貿易・デジタル経済大臣会合の歓迎レセプションに動画で出演した。9月から10月にかけて県内で開かれた「いきいき茨城ゆめ国体・いきいき茨城ゆめ大会」ではPR担当を務めた。同年10月18日にはBS日テレの番組『月イチのてぇてぇTV』に出演している。
運営費は県の予算から出ており、活動を続けるかどうかは県議会の議決で決まる。2021年3月には、4月以降の活動に関する予算が可決されたことを本人が公式Xで報告した。その後も活動は続いており、県の総合計画「第3次茨城県総合計画~『新しい茨城』への挑戦~」の紹介動画などにも出演している。
活動内容・作品
配信スタイル
主な活動の場は、いばキラTVのYouTubeチャンネルと公式Xである。動画では茨城県の名所や特産品を紹介し、県の施策も伝えている。県が運営するVTuberとして、献血の呼びかけや選挙の啓発にも取り組む。若い世代に知ってもらうため、TikTokでの発信も始めた。公式Xでは毎朝、「おはよう」と「いばらき」を組み合わせた造語「おばらき~」を投稿している。運営側は「自分の言葉で発信できること」を強みとしており、ネットを通じたファンとの交流を重視している。動画制作には県のプロモーション戦略チームのほか、外部の制作会社も関わっている。
主なコラボレーション・出演
- G20貿易・デジタル経済大臣会合 歓迎レセプション(2019年、動画出演)
- いきいき茨城ゆめ国体・いきいき茨城ゆめ大会 PR(2019年)
- 月イチのてぇてぇTV(2019年10月18日、BS日テレ)
- ローソンのキャラクター「からあげクンVtuber」とのコラボ動画(いばキラTVのスタジオ紹介、ローソンファーム茨城でのぶなしめじ栽培のリポート)
- カップ麺「凄麺 茨城けんちんそば」のふた裏への登場
- 第3次茨城県総合計画の紹介動画
特徴・性格
衣装の色は茨城県の名所や名産品にちなむ。青い上着はネモフィラの青、黄色いスカートは干し芋の黄色、ピンク色の靴は偕楽園の梅の花のピンクを表している。頭には県の名産品であるアンコウの髪飾りを付けている。
「自治体公認」という肩書きにふさわしくあるよう、茨城の情報には常に注意を払っていると語っている。ファンの「ひよりサンチーム」に旬の情報を届けることも心がけているという。行政の広報役でありながらVTuberとして活動する珍しい存在として、メディアでもたびたび取り上げられている。
外部リンク
編集履歴
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