懲役太郎

懲役太郎は、2018年に動画投稿を始めた日本のVTuber。バーチャル刑務所に服役中という設定で、裏社会や刑務所の内情を解説している。かつてupd8に参加し、現在は個人で活動している。

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懲役太郎(ちょうえきたろう、英: Choueki Tarou)は、日本のバーチャルYouTuber(VTuber)。かつてはバーチャルタレント支援プロジェクト「upd8」に参加しており、現在は個人で活動している。「バーチャル刑務所に服役中」という設定を持つ。元暴力団員を名乗り、暴力団などの反社会的勢力や刑務所の内情を解説する「刑務所系VTuber」として知られる。

プロフィール

項目詳細
デビュー日2018年7月14日(動画投稿開始)
所属個人(2021年1月1日以降。以前はupd8に参加)
設定バーチャル刑務所に服役中の受刑者「893番」
キャラクターデザイン俺太郎
運営俺太郎(漫画家)

経歴

2018年7月14日、YouTubeで動画投稿を始めた。設定は「バーチャル刑務所に服役中の受刑者が、篤志面接委員の許可を得て、職業訓練の一環としてYouTube活動を始めた」というものである。篤志面接委員とは、矯正施設の受刑者と面接したり教育を行ったりして、社会復帰を助ける民間ボランティアのことである。名前の「懲役太郎」は、受刑者や極道、刑事弁護士などの間で、何度も刑務所に入っている人を指す言葉に由来する。

チャンネルを立ち上げた当初から、キャラクターデザインと動画全般の管理・運営は漫画家の俺太郎が担当している。2018年9月28日には、バーチャルタレント支援プロジェクト「upd8」への参加を発表し、注目を集めた。upd8の参加者としては、コミックマーケットでの合同出展やポップアップストアなどの企画に加わった。

2018年から2019年にかけて、中京テレビ放送の『佐藤二朗の生でナゴヤでらワイドショー』、NHK総合の『バーチャルさんといっしょ。-VTuberの国からコンニチハ!-』、中京テレビ放送の『VTuberスター誕生 VV行こうぜ!』、千葉テレビ放送の『ぶい!ちーばー!!』などのテレビ番組に出演した。2020年には文化放送超A&G+のインターネットラジオ番組『洲崎綾のバババババーチャル』にも出演した。

upd8の終了に伴い、2021年1月1日から個人での活動に移った。その後、メインの「懲役太郎チャンネル」は収益化を停止された。これを受けて活動の拠点をサブチャンネルに移し、「シン・懲役太郎チャンネル」として活動を立て直した。

活動内容・作品

配信スタイル

動画では、暴力団などのいわゆる反社会的勢力やそれに近い組織、刑務所・拘置所の内情を、自身の経験に基づくとして紹介している。初期には刑務所の生活にまつわる話題を数分にまとめた総集編動画も公開した。たとえば、夜中に刑務所の窓から猫と目が合ったという話がある。このほか、警察組織や司法制度、現実の犯罪・事件・事故について見解を述べることもある。

動画は「前科3犯、893番、懲役太郎です。」というあいさつで始まり、「面会時間終了!!」という決まり文句で終わる。1回の配信時間は事前に決められており、時間になると話の途中でも突然終わる。これが特徴の一つになっている。

派生チャンネル・関連事業

メインチャンネルのほかに、複数のYouTubeチャンネルを運営している。音声配信、会員制支援サービス、物販など、YouTube以外の分野にも活動を広げている。

  • YouTube「懲役太郎サブチャン」
  • YouTube「懲役レコード」
  • YouTube「懲役出版」
  • YouTube「懲役先生 〜聴く、犯罪情報バラエティー番組~」(2025年11月4日に最終回)
  • pixivFANBOX「懲役太郎チャンネル」
  • Voicy「懲役太郎 心の相談室」
  • 公式オンラインショップ「懲役太郎商事」
  • 音楽レーベル「懲役Records」
  • アパレルブランド「Jody Boy」の監修
  • FRIDAYデジタル「極道楽園」の監修
  • コンセプトカフェ「任侠カフェ」(2022年2月28日に休業)

書籍

  • 『塀の中の元極道YouTuberが明かす ヤクザの裏知識』(2020年6月4日、宝島社)
  • 『常識として知っておきたい裏社会』(草下シンヤとの共著、2022年3月27日、彩図社)

音楽

  • 「星とアウトロー」(2020年7月30日、Everything Records)
  • 「幻日」(2020年11月25日、Choueki records)
  • 「プレゼンテーション」(2022年2月17日、Choueki records)

イベント

リアルイベントにも多く出演している。主なものに、ニコニコ超会議2019のテレビ東京ブース、中京テレビまつり2019の「ナゴヤVTuberまつり」、秋葉原エンタスでの独演会、大須シネマでの「懲役シネマ」がある。2022年以降は、阿佐ヶ谷ロフトAやTALKING BOXでのファン交流会を続けて開いている。ロフトプラスワン系列の会場では、宗教団体や暴力団の実態をテーマにしたトークイベントにも出演した。2023年11月には『極道楽園』の発売を記念したお渡し会が新宿で行われた。

特徴・性格

アバターは、白黒の囚人服を着た坊主頭の若い男性の姿である。動画の内容は、アクリル板越しの「面会」で受刑者が話すという形で構成されている。設定上は今もバーチャル刑務所に服役中であり、取材などでも「前科3犯、893番」と名乗ってあいさつする。

話題は、刑務所の暮らしや暴力団の内部事情など、表立っては語られにくい分野が中心である。題材は重いが、刑務所での体験談を親しみやすい口調で語る点に特徴がある。また、薬物やギャンブルの危険性について否定的な立場で語ってきた。自身は刺青を入れていないとしている。テレビ番組やイベントへの出演、書籍の執筆、雑誌連載の監修を通じて、裏社会や刑務所に関する情報を発信するVTuberとしての地位を築いている。

外部リンク

編集履歴

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2026/11/5

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